仕・コトはじめ

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、仕・コトはじめを行いました。
京都では12月中旬から正月の準備を始めることを「事はじめ」と言いますが、
私どもは新たな年のスタートを「仕・コトはじめ」と称し
毎年おいしい料理とお酒を頂きます。
今年も無病息災で無事一年が迎えられますように、いただきます!

 

FISH+ARCHITECTS


ねんいち感動の一枚

今年感動の食・職・ショック。
まずは「食」から。今宮神社の参道沿いにある日本最古の和菓子屋、
平安時代からあると言われている。
応仁の乱や飢饉の時に庶民に振る舞っていた
「病気除け」「厄除け」のご利益付きの「あぶり餅」。
焼いている?炙っているお母さんは流石の職人。
一番のショックは、
よく立ち寄った大和西大寺で日本らしくない事件が
起こったことです。
今年も平穏無事に過ごせました、ご馳走様でした(クロサギか?)。
皆様には本年も大変お世話になり感謝申し上げます。
どうぞ良い年をお迎え下さい。

 

FISH+ARCHITECTS


「暮らし」と「人生」と「鯖寿司」

女子美アートミュージアムで行きそびれた「柚木沙弥郎の100年」展。
京都のえきで「柚木沙弥郎 life・LIFE 」が開催されていると聞き、出張の最終日に訪れた。
テーマは「暮らし」と「人生」、
柚木が師と仰ぐ芹沢銈介氏や民藝を感じつつユーモアもあり
世代を超えて心を豊にしてくれる作品群でした。
こんなホッコリと幸せを感じたのは久々です。
次は、舌の幸せを味わいに「さか井」の鯖寿司を食べて帰ろうっと!

 

FISH+ARCHITECTS


収監体験

「明治五大監獄」として唯一原形を保っている建物、
原形を見ることができる最後のチャンスということで、旧奈良監獄へ。
今後、全国初の「監獄ホテル」へと生まれ変わるそう。
悪いことはしていないけれど・・・、1泊だったら収監されてみたいかも?

 

石崎佑樹


ウォーホルと清水寺

1956年、28歳のウォーホルが世界一周の旅の途中に立ち寄った京都。
わずか3日間でいくつもの神社仏閣をめぐり何枚も描いたスケッチの一枚がこの伽藍!
2年前に屋根の吹き替え工事が終了した清水寺で偶然この一枚に出会い感動。
すぐに京都市京セラ美術館に向かわなくては・・・?
ん、その前に「ねぎ焼きかな」によってかな・・・では行ってきまーす。

 

FISH+ARCHITECTS


あぶり餅

早朝から晴明神社を参拝し、その足で今宮神社へ。
まだ9時過ぎの参道は掃除のまっただ中、おはようございます!と
お店の方から明るいご挨拶。
今宮神社を参拝後に先程のお店へ、
「一文字和輔」で名物あぶりもちを賞味、さっぱりとしていて美味。
どうしても目に入る真向かいの「根元かざりや」が気になり入店!
少しコッテリかな?個人的には一和派!かな・・・ご馳走さまでした。
(写真は一文字和輔のあぶり餅です)


 

FISH+ARCHITECTS


茶碗の中の小宇宙

国宝「曜変天目茶碗」を所蔵している大阪の藤田美術館を訪館しました。
完全な状態では世界に三碗しか現存していないと言われており、
残りの二椀は、静嘉堂文庫美術館・大徳寺龍光院が所蔵しています。
焼き上げる過程で黒釉が変化して生じる斑紋のことを「曜変」といい、
天目茶碗の中でも最上級とされているのですが、
生産された中国では曜変天目は不吉の前兆として忌み嫌われ、
すぐに破棄されたため(諸説あり)、日本に伝わってきた三椀のみが現存しているよう。

光の角度によって様々な景色をみせる小宇宙のような美しい茶碗です。
鑑賞したい方はぜひ訪れてみてください。

 

石崎佑樹


黒い太陽

4つの顔を持つ「太陽の塔」、
塔の頂部には未来を象徴する「黄金の顔」、塔の正面には現在を象徴する「太陽の顔」、
背面には過去を象徴する「黒い太陽の顔」という3つの顔が現存し、
実物は行方不明とされている地下にもうひとつの顔、
「地底の太陽」のレプリカが展示されていた。
北側の顔「黒い太陽」に興味をそそられた。
後に岡本は、この「黒い太陽」に植民地主義への挑戦の意を込めたと話している。
幼い頃「変なおじさん」であった岡本を大人になり深ぼっていくと
彼の真の通った理念に驚かされる。
「太陽の塔」と言えば南側の表の顔、同時に裏の顔にそんな意味が滾っていたとは・・・。
光と影が共存して「世の中」が成り立つ、と言われているように感じた。


FISH+ARCHITECTS




江戸時代から遺る至高の庭園

ずっと行きたいと思っていた、京都の桂離宮を参観することが出来ました。
様々な趣向を凝らした回遊式の庭園は、
なんでも、20世紀を代表するドイツ人建築家ブルーノ・タウトも絶賛したとのこと。
歩く度に景色が移り変わり続け、「これでもか!」と言わんばかりに
工夫が詰め込まれた「箱庭」のような庭園で過ごした時間はとても貴重でした。
将来はこんな庭で月を愛でたり、舟遊びをして優雅に過ごしたいなあ・・・。

 

石崎佑樹


ダイヤモンだ東寺

明けましておめでとうございます。
さて、年始ということもありダイヤモンド富士ならぬダイヤモンド東寺。
ご利益のある一枚を拝観ならぬ拝覧しても願いが叶うとか?
皆さま、今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

FISH+ARCHITECTS